シータ
・街の時計屋で装飾などの工芸やデザインを担当している。
・事故で数年前に記憶を失っている。現在は時計屋の工房で一人暮らし。現17歳。やや身体が弱く、外出には杖を持って歩く。
・穏やかで人当たりが良い好青年。
・助手の機械をアルファと名付け、強い愛着を持って人間と対等に接する。
アルファ
・シータの工芸の仕事の機械助手。
・カメラ機能、キャタピラーでの僅かな移動機能、デザインの読み込み、彫刻の機能などを持つ。
・周囲の状況、人、言葉の認識も可能だが、音声機能は無く会話はできない。
・その時に応じての指示に対応できるよう、12時間を経過した記憶データは自動的に消去される。
ロー
・時計屋の現店長。時計技師ではない。
・店は時計技師だった祖父から譲り受けたもの。新たに店を始めるため、仕事と住居が必要なシータに工房を与え住み込みの約束で雇っている。自分は店に出ている。
・少し厳しく、突き放すような言動があるが親切。美人である。
ゼルタ
・街の時計屋で働く青年。シータとは別の店で装飾などの工芸やデザインを担当している。
・工房に入り浸るシータとは違い、よく街を出歩いている。時々ローの店にも足を運ぶ。
・少し華やかな軽装をしている。よく冗談でロー店長に言い寄るなどする。
・恋人を亡くした過去があるようである。