音井(おとい)
街の学校に通う17歳少年。母のみと同居しているが関係は良くない。母親も留守が多い。
年齢の割に幼く振る舞う傾向がある。
何よりも事実に拘る。
穂鷹(ほだか)
音井の同級生。幼馴染でもある。自然に過ぎる時を過ごしている現代の若者。まだ学校が世界のすべて。
突飛な行動は取らず、無難な選択をする。
建前や礼儀を重んじている。
咲本(さきもと)
同じく音井の同級生で幼馴染。外見は堅物だが中身は柔軟。
日頃から言葉遊びならぬ数字遊びに興じ、集めるように人と数の共通の要素を探している。
幸せでいることを大切にしている。
譲葉(ゆずりば)
音井の同級生。学校では特に目立たないが成績優秀、品行方正。
どこか大人びた雰囲気があり、あまり同級生たちの事を相手にしないような振る舞いが見受けられる。
正解を振りかざすのを好まない。